最近人気の丸型ダイニングテーブルですが、
本日は丸型ダイニングテーブルについてまとめてみました。
まずは角型と比較してポイントをご紹介します。
丸型・角型ダイニングテーブルを比較
■1人分のスペースが狭く感じる
実は丸型のテーブルは角型と比べて、テーブル上のデッドスペースができやすく、
1人分のスペースが狭く感じることがあります。
また、一人当たりのスペースを区切るのも難しいため、食器の並べ方なども工夫が必要となります。
大勢の食卓には角型が多いのはこういった理由があるからでしょう。
■テーブルを壁付けして設置できない
丸型ダイニングテーブルは直線の辺が無いため、壁付けができません。
無理に壁付けをすると無駄な空間が発生してしまい、扱いづらくなってしまいます。
角型と比べるとレイアウトの自由度は劣るため、事前に家具の配置をよく考えておきましょう。
■角型テーブルより広い設置スペースが必要になることも
レイアウトによっては、丸型ダイニングテーブルを設置するために広めのスペースが必要となります。
同じ4人掛けのテーブルでも、角型は長辺側に椅子を二つずつ置くことができますが、丸い形状だと、四方に椅子を配置する必要があります。
どうしても広さが不足しがち。
丸型テーブルを配置するときは、やや広めにスペースを取るよう意識が必要です。
丸いダイニングテーブルはメリットの方が多い
ここまでは、丸型ダイニングテーブルのデメリットを解説してきましたが、
実はメリットの方が沢山あります。
ここからは、丸いダイニングテーブルの魅力をご紹介します。
■コミュニケーションが取りやすい
丸型テーブルの大きな利点は、話し相手の距離が近く顔が見やすいことです。
同席している人と視線を交わしやすく、多人数でのコミュニケーションがとりやすくなります。
友人や家族との会話が弾み、楽しい時間を過ごせるでしょう。
カフェにはこういった丸型テーブルが多いのはこういった理由があるかもしれませんね。
■柔らかい印象を与える
丸型のダイニングテーブルは角が無いため、柔らかい印象を与えます。
やさしい空気を作りやすく、リラックスしたい空間にぴったりです。
また、ナチュラルなインテリアや、可愛らしいお部屋にもマッチする形状だと思います。
■使用する人数を限定しにくい
360°どの位置にも座ることができるため、使用人数が限定されにくいのもメリット。
3人や5人といった奇数の人数でも、等間隔で座るだけで違和感なく使用できます。
ただし、多人数で使用する場合は相応に大きなサイズでないと窮屈になってしまうので、注意しましょう。
中華テーブルの様なイメージが想像しやすいかと思います。
■どこからでも座ることができる
丸型のダイニングテーブルは、席に座りやすいのも特徴です。
サイズの小さい角型テーブルだと、左右に壁や椅子があって座りにくいことも。
丸型のテーブルなら席が隣にないので左右の空間に余裕があり、テーブルサイズが多少小さくても座りやすくなります。
スペースが限られる空間でも使いやすい形状と言えるでしょう。
狭スペースな飲食店でも丸型テーブルをよく見る気がします。
■怪我の心配が少なく、小さなお子様にも安心
ダイニングテーブルの高さは、ちょうど小さなお子様の頭の位置と同じくらい。
元気に走り回るお子様だと、角に頭をぶつけてしまいそうで心配になります。
丸型のダイニングテーブルであれば、角がないのでケガの心配が少なく安心です。
不恰好なコーナークッションを取り付ける必要も少なく、安全性とデザイン性を両立できます。
丸型ダイニングテーブルを選ぶポイント
丸型ダイニングテーブルを選ぶ際には、サイズやデザインなど、
気にしたいポイントがいくつもあります。
重要なチェックポイントをまとめました。
■1人分は直径60~70㎝、2人分なら80㎝以上が目安
ダイニングテーブルのサイズは、使用する人数を考慮して選びましょう。
1人分のテーブルスペースは、約幅60cm×奥行き40cmが基準と言われています。
人数別に必要なテーブルサイズをまとめると下記のようになるので、
選ぶ参考にしてみてください。
・1人分:直径60~70cm
・2人分:直径80cm以上
・3人分:直径90cm以上
・4人分:直径100cm以上
・5~6人分:直径120cm以上
また、一人当たりのスペースが必要ない場合は、少し小さめでも問題ないと思います。
用途や一緒に使う椅子のサイズなども考慮すると良いと思います。
■設置スペースは天板の直径と椅子を引くスペースを踏まえて確認する
前述したように丸型ダイニングテーブルを設置するスペースの寸法は、事前に確認しておきましょう。
その際、テーブルの天板直径だけでなく、椅子を引くスペースも考慮する必要があります。
天板サイズのみを見て設置すると、椅子を出しにくかったり座りにくかったりして使いづらくなるため、注意が必要です。
■1本脚仕様は大人数に対応しやすい
ダイニングテーブルは一般的に4本脚となります。
しかし、4本脚だと5人などの大人数で座ろうとした際、テーブルの脚が邪魔になってしまいます。
大人数で使う可能性がある場合は、1本脚仕様がおすすめです。
どの方向から座っても脚が邪魔にならず、椅子もしまいやすくなります。
まとめ
結果ですが、丸いダイニングテーブルは暮らしを豊かにする可能性を秘めているかと思います。
人気の理由が見えてきた気がします。
お互いの距離が縮まれば自然と笑顔が多くなりますし、
ダイニングルームに家族全員が集まれば、食事は何倍も美味しく感じられるかもしれません。
柔らかな印象の丸いダイニングテーブルは、人と人を結びつける不思議な力を持っているのでしょう。
お洒落な家具が欲しい方や、家具についてのご要望等、心よりお待ちしております。それでは。