注文住宅で新築をお考えの方の中には、
お洒落な書斎を持ちたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
一見ハードルが高そうに思いますが、
いくつかのポイントを抑える事で理想的な書斎を作れるかもしれません。
今回は、書斎を持つときに知っておきたい部屋タイプや、
家具を選ぶときのコツ、おすすめの間取りについてまとめていきます。
書斎ってどんな部屋?
書斎とは、主に1〜3畳程度からなる小さな個室のことを指します。
もともとは文化人・文豪が読書や執筆活動に集中するための部屋として活用されていました。
映画などで描かれている書斎は、古めかしく少し堅苦しいイメージがありますね。
ですが、現代の書斎は用途や印象がだいぶ異なります。
■現代における書斎の役割
現代では幅広い用途で活用できる小部屋として認知されています。
趣味の部屋のような感じですかね。
・広々とした作業部屋
・テレワーク会議専用の部屋
・全力で趣味を楽しむ部屋
用途としてはこのような感じでしょうか?
居住生活を豊かにする目的で作ることが多くなっているようです。
■建築自由度の高さが魅力
小さな部屋ながら、間取り・レイアウト・家具の配置など考えるべきポイントがいくつもあり、意外にも建築の自由度が高くなっているのが特徴です。
書斎を持つときに重要になるポイントは、コンセプトを明確にすること。
・書斎で何をするのか
・どんな目的で使うのか
これらを決めておかないと、
何のために作った部屋なのかが分からなくなります。
明確なコンセプトをもとにこだわりの書斎を作り上げるのが良いかと思います。
書斎を作る5つのメリット
特に大きなメリットを5つにまとめて紹介します。
■作業効率が大幅にアップ
集中しやすい条件が整っている書斎は、
目の前の作業に没頭できる最高の環境です。
漫画やゲームなどの誘惑が多い自室とは異なり、
作業のみに取り組むストイックな部屋にすることも可能です。
集中して取り組みたい仕事や、クリエイティブな作業など、
ここぞというときに使える作業スペースとして効果を発揮します。
テレワークが盛んな現代ではあって損はないかと思います。
■一人だけの時間を確保できる
家族みんなで住む家とはいえ、時折一人になりたい時間はありますよね。
そんな時に書斎は役に立ちます。
それぞれが一人になる時間を作ることで、
家族間のコミュニケーションが円滑になるのではないでしょうか。
■気分転換に使える
書斎はちょっとした気分転換をしたいときにも有効に活用できます。
夫婦喧嘩をして気まずいときや、一旦頭を冷やしたいときなど、
リフレッシュ目的で書斎に入るのも便利ですね。
■こだわりの空間を演出できる
新築・リフォームどちらにも言えますが、
部屋の内装や間取りは一人の独断では決め難いですよね。
自分の好みを反映できない状況が結構あるかと思います。
そんな時に専用の書斎であれば、こだわりを追求した空間を作れます。
■共有の作業スペースとしても使える
書斎は自分だけで使うのではなく、
家族みんなが使用する作業用の共有スペースにすることも可能です。
普段は自分の書斎として使用し、
時間帯・曜日などをルール決めして家族で使うといったこともできます。
書斎に置きたい定番のインテリア家具は?
インテリアの自由度が高い書斎には、
どんな家具を置けば良いのでしょうか。
書斎に置かれることが多い定番のインテリア家具を紹介します。
■「机と椅子」
書斎に置く家具の中でも外せないのが、机と椅子。
書斎のサイズに合わせた机を購入するのも良いですし、
オーダーメイドでオリジナルの机を作ってしまうのも良いかと思います。
書斎の主役的な家具なので、
拘りを多く盛り込んでインテリアを作りたいですね。
■「本棚」
書斎といえば本棚も欠かせませんね。
壁にぴったりはめ込む壁面タイプの配置や、
デスクの上にのせる卓上の本棚など。
使用用途に応じて本棚のサイズを自由に変えることができます。
本に加えて収納スペースも欲しい人は、
本棚の一部をラック状にカスタマイズできるような、
棚板の位置を変更できる物が特におすすめです。
■クローゼット
書斎の収納機能を強化したい人は、
クローゼットを配置するのもおすすめです。
通常よりも少し広めの書斎であれば簡単に配置することが出来ます。
作業道具の保管場所にするなど、多彩な活用方法があります。
■ウォールラック
壁面に設置できる収納グッズとして人気なのが、ウォールラックです。
以前もウォールラックについてまとめましたが、
比較的簡単に設置することができるので人気です。
施工コストもあまりかからないです。
材質やサイズが多種多様なので、
書斎の間取りに合わせて自由自在にレイアウトする事が出来ます。
収納力だけでなくインテリアがお洒落になるので、
少しこなれた印象も与えられるのではないでしょうか。
お気に入りのアイテムを飾れるので、
モチベーションも高く保てる作業環境を作り出せるかもしれませんね。
レイアウト例
デスクがない本棚に囲まれた読書スペースのみの書斎も素敵ですね。
まとめ
現代の書斎は建築自由度がとても高く、
工夫次第でどんな用途にも対応できる部屋にすることができます。
注文住宅やリノベーションを考えている人は、
ぜひ書斎を作る選択肢を候補に入れてみてはいかがでしょう。
アイデア次第で、心地よい住環境を整えることや、
お洒落な空間を演出できます。
書斎家具について何かありましたらお気軽にご相談ください。
また、他の家具についてもご要望等ありましたら、お気軽にご相談ください。
心よりお待ちしております。
それでは。
■インスタ
■HP