どうもこんにちは。
今日は「おしゃれなインテリアの作り方」について書いて行きたいと思います。
インテリアが特におしゃれなお店があるのですが、
そちらが「カフェジタン」というお店になります。
今回はこのカフェジタンを詳しく分析して、なぜおしゃれなのか、
どういうテクニックを使っているのかを分析して解説してみたいと思います。
自宅のインテリアに応用するやり方というのもあると思いますのでそういったコツなんかもご紹介できたらと思います。
ジタンはニューヨークのマンハッタンでまずはじめにオープンされたカフェで、
その人気のカフェが2017年に日本にやってきました。
東京の恵比寿にオープン。
日本の店舗インテリアとか住宅のインテリアでも一緒なんですが、
このインテリアなかなかないタイプのインテリアだと思います。
まず特徴についてなんですが、カラーですね。
まず色の使い方に大きな特徴があるなというふうに思っています。
ベースはまず、黒とグレーと白になっています。
ベースっていうのはこの内装の部分です。
置かれている椅子とかテーブルとか証明などをない状態で考えた場合このベースのカラーはですね黒とグレーと白になります。
で続いてですが、
このインテリアのメインカラーというのがすごく独特なのですが、
マスタード、ネイビー、ベージュ。
椅子を見てもらうとソファのマスタードイエロー、
向かいの椅子がネイビー、窓側の椅子がベージュになっています。
扉、窓枠にもネイビーが使われています。
その他のカラーとしては差し色にゴールドが使われているっていうのが大きな特徴になります。
照明部分を見ていただくと、こういったところに使われております。
続いてのインテリアの特徴は他にもあるんですが、
このメインカラーの個性的な色使いのほかに素材使いがとても特殊だなというふうに思います。
まずパッと見で目につく部分で言うとこのタイルです。
この黒いタイルあとは厨房の奥にある白いタイルもあります。
タイル使いが随所に使われているっていうのがポイントとしてあると思います。
その他にも素材としてベルベットが使われています。
黄色いソファー席などこれもベルベットだったかと思います。
向かいの椅子も質感を感じるような素材になっています。
その他には使われているのがメタルです。
先ほどにもあった照明に使われているメタルとか、
あとはこの入口の取っ手に使われている金属もメタルですね
このように金属が随所に使われています。
こういった部分が結構特徴的なのかというふうに思います。
でその他にはですねウッド、後はレザー、大理石も使っていたりするんです。
こういったいろんな素材をいろんな場所に使っているというのが特徴的な部分だと思います。
ご紹介した色と素材に特徴があるのですが、
もう一つの重要なポイント、それが形状の特徴になります。
タイルや椅子とかその他にも壁のあたりとかこのあたり、直線をかなり使っています。
こういったように直線をかなり多用しているっていうのが特徴なんです。
パッと見の印象でわかるとおりこの丸。
この照明がかなり丸くてかなり目立っていると思います。
このように丸みのあるものがいくつか目立つように配置されているのですけど、
直線的な部分がかなり多いことで丸が目立つようになっていると、
このギャップによって丸みが強調されているというような形になると思います。
続いてはこのインテリアの特徴の次は、ポイントを見ていきたいとおもいます。
シンプルなインテリアなんかでは平面の部分結構多いですよね。
空間をうまく使うようなインテリアのように間を取るようなインテリアとは違って、
全部の面に表情があるっていうのがまずあります。
あとは素材とか物を見ていくとちょっと気づきにくいのですが、
自然光をメインに使っています。
こう見ていただくと窓がかなり大きくて、自然光を使って部屋が明るくなっているという感じだと思います。
お客さんがいる席は自然光メインの明るさとして考えられています。
照明がたくさんあるのですが、実はほとんどが演出用の照明となっています。
明るさがかなり弱くて主に自然光でテーブルの周りが明るくなっています。
その他に演出の照明があるということでこれは何を意図しているかと言うと、
ここはレストランにカフェとなるわけなので、料理が来た時にスマホで写真を撮ったりとか、
キレイに写真を撮るためには色んな光源があるとあまり綺麗に映らないことがあって、
カフェやレストランなどの料理の写真が一番美しく撮る為の自然光なんです。
自然光がうまく当たって余計な光があまり当たらないようになっている。
空間を明るくする光というのはかなり少なくて、主に自然光で空間の明るさを保っているというような形になります。
こうすることによっておそらくカフェ側の思惑としてはかなり写真が映える。
「このカフェに行ってきたよ」なんていう写真がどれも美しく見えるような配置関係になっているっていうのも面白いポイントかと思います。
であとはこのインテリアのレイアウトのポイントもあったりします。
そのポイントで面白いのが、白をうまく使うというやり方をしています。
どういうことかというと例えばこの席だったら、
マスタード、テーブルが白、向かいの椅子がネイビーっていう感じで、
間にホワイトをうまく入れているっていうのが面白い特徴かなと思います。
あとはこのカウンターの部分ですけど、
下の部分はウッドになっていて大理石の白、そしてそれ以外のカラーになっているということで、
白を間に入れると色が喧嘩しないというポイントがあります。
それをうまく使っていることでメインカラーがマスタードとネイビー、ベージュと3色も使っているはずなのにその間に上手く白を入れることで色同士が喧嘩をしないことになっています。
これがもし一緒になっていたり、くっついていたら結構ガチャガチャした色合いになっていたり、ちょっと子供っぽくなったりすると思います。
この辺がうまい使い方をしているなと思います。
その他にも白だけではなくて、冒頭にもあったようにモノトーンからベースの黒グレー白。
このカラーもうまいこと使っているんじゃないかと思います。
例えばこの写真でわかるんですが明るい光が来ており、後ろ側に黒いタイルなんですが、黒い部分が来ている。
これで光が当たっている部分はめちゃくちゃ明るく、
影になっている部分がかなりコントラストが付き暗くなっています。
これが壁のタイルの部分が白とかだとこの光源が反射して後ろもそれなりに明るくなってしまうということがあります。
この部分が黒になっていると影が濃くなるので、このメリハリがついていると、明るい部分は明るくて暗い部分はかなり暗くなっています。
これが他の店舗インテリアではなかなかやってない所になるんじゃないかと思います。
続いては素材について特徴もあると思いました。
これはどういったことかと言うと、まず使われている素材というのが面白くて、
木と金属と後は光沢感のあるものを使っている。
たとえば電気は印象として柔らかいとか、優しいという印象があると思います。
例えば北欧のインテリアなんかは、木を多めに使っていて、
白と木の素材で出来ていたりします。
これで何か優しい感じ柔らかい感じになっています。
でその他にはですねここでは金属が使われていますが、
この金属が高級感を出しています。
そういったように細かく金属をいろんな場所に使っている、これはアクセサリーと同じような考え方になると思います。
その他にもこのインテリアの最大の特徴が、光沢感のある素材をかなり使っているところになります。
例えば先ほどの椅子のベルベットの部分だったり、
レザーの部分だったりとか、その他にもこのタイルがかなり光沢があって反射が強いですよね。
表面が歪んだような感じのタイルになっているのですが、
かなり光沢があり、このようによく見ると反射するぐらい光沢があります。
ベルベッドにも光沢感があってレザーにもある。
これは落ち着きとか、大人っぽさを出してくれるという効果があります。
ですのでこのインテリアは大人っぽくて高級感があり、やや落ち着くような要素がいろんな場所に使われています。
こういった感じで海外らしいインテリアになるのですが、要素をまとめるとこんな感じになります。
こちらのインテリアの特徴とポイントを紹介してきましたが、
店舗のインテリアではだいたい2つのパターンに分かれると思います。
多くはナチュラルで空間を活かしたインテリアと、
もう一つはごちゃごちゃして個性的な趣味を詰め込んだような空間。
この2つになります。
で今回のインテリアはその2つ両方とも属さないような形になっていて、
それはなぜかというとこのインテリアはシンプルなインテリアでもあるんです。
飲食店のインテリアはシンプルでテーブルがあって椅子があってほぼそれだけなんです。
それはお客さんが食事をするスペースなので、あんまり余計なものを置くスペースがないですよね。
ですので多くの場合はシンプルでスッキリとしたおしゃれなインテリアというのが多いという理由なんですが、
昔からやっているような飲食店って結構ごちゃごちゃしてるところがあると思うのですが、
それは家みたいに大きいものとか飾りとか本当は必要ではないものがどんどん増えてっている状態で、これが個性的なインテリアの特徴なんです。
ですがこのインテリアだとシンプルなインテリアではありますが、質感が一個一個かなり強い
っていう所でシンプルなインテリアなはずなんだけど、
複雑なインテリアが豪華で大人っぽくて、おしゃれな印象になっています。
それはこのように素材の種類がいっぱいあるというのがポイントなんです。
続いては自宅でどうやって再現するか、
どういったポイントでこのインテリアから学ぶことをできるかなんですが、
自宅のインテリアをお洒落に変えていきたいという場合は、
やりやすいやり方とやりにくいやり方があると思います。
やりにくいやり方って方角とか壁とか、床だったり、
あとは空間の広さを変えるのは効果的なんですが、
もう既に住んでいる場合や、都合の良い物件を探すというのはなかなか難しいです。
ですのでやりやすい部分で言えば植物とか家具とか照明などですね。
このあたりはすごくやりやすいです。
今回のインテリアではこういった植物を角の辺りに置いたり、
あとは家具の色使いです。
配色のやり方、間に白を挟むとかですね。
そういった事はご自宅でもできるかと思います。
あとは照明の使い方で基本は自然光でほとんどの照明が演出の証明になっているところはうまく利用できるんじゃないかなと思います。
天井照明1灯の方ってとても多いんですけど、
それを止めて主に自然光を光源にしてあとはこういった弱い光をいくつか使って空間を演出してあげるのもいいやり方かと思います。
カフェのインテリアひとつとってもこんな感じでいろんなおしゃれなカフェがあると思うんですが、
おしゃれなインテリアというのはだいたい構成要素が決まっていて、色と素材感、あとは形状など意識していただければと思います。
素材はどういった素材が使われており、今回だったら直線が多いところに丸い部分を取り入れることでそこが際立って見えたりとかですね。
そういったコントラストの使い方もあったりしますので、
おしゃれなインテリアだなって思った時はまずこの色と素材と形状、この辺りを見てどういったところが特長なのかを見ていただくと、ご自宅のインテリアにも応用して取り入れることができると思います。
というわけで今回はカフェジタンのインテリアについてご紹介してみました。
それではまた。
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