若い方で20代〜30代は賃貸暮らしの方は多いと思います。
賃貸住宅ではおしゃれなインテリアが作れないという
イメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに持ち家に比べると制約はありますが、
工夫次第で十分インテリアを楽しむことができます。
今回は賃貸住宅でのインテリアコーディネートのコツをご紹介します。
賃貸生活で気をつけることは
賃貸マンションやアパートの場合、
退去してから原状回復をしなければなりません。
そのため住んでいる間は、
なるべくきれいな状態を維持する必要があります。
賃貸でのインテリアで最も気をつけなければならないのが、
床と壁です。
家具の脚で床に傷を付けないようにしたり、
壁に絵や時計を飾る際に穴を開けないようにしたり、
入居する際には気を配る必要があります。
普段の生活でもお部屋を汚さないために、
定期的な掃除を心掛けておくことが大切です。
賃貸住宅のインテリアの問題点
よく耳にするお悩みを紹介します。
■狭くてコーディネートしづらい
どうしても人口が集中した都市部を中心に、
狭小の賃貸住宅が多く存在しています。
一人暮らし向けのワンルームや、1Kマンションは広さ6畳ほど、
家族やカップル向けの物件でもLDK部分が、
10畳以下というつくりは珍しくありません。
お部屋が狭いとインテリアコーディネートにも、
多少の制限がありますが、逆に言えば隅まで目が行き届き、
コンパクトな暮らしができるとも言えます。
■おしゃれに見えない
賃貸住宅の中には古い物件も多く、
間取りや内装のつくりのせいで、
お洒落に見せることができないと思う方も多いです。
しかし、インテリア装飾やカラーコーディネートなど、
インテリアの仕上げの部分をきちんと行うことによって、
十分おしゃれで洗練されたイメージを作り上げることができます。
■内装を傷つけないよう気をつけなければならない
普通に暮らしていればあまり心配はいりませんが、
前述の通り、内装や設備を過度に汚したり傷つけてしまった場合、
退去時にトラブルになってしまいます。
また、次に入居する人のことも考えると、
家具の下に敷物をしたり、脚にフェルトを貼るなど、
何かしら対策をしておくことが大切です。
家具を搬入する際のほんのひと手間と、
定期的なお掃除が必要です。
狭さを解消するインテリアのコツ
ここまでで賃貸住宅のインテリアで気になることとして、
「狭い」「おしゃれに見えない」「内装を傷つけない」
3つ挙げましたが、ここからはその具体的な解決策や、
工夫の仕方をご紹介します。
■レイアウトを工夫する
狭い賃貸住宅では、余裕のある生活動線を確保するよう、
家具をレイアウトする必要があります。
生活動線は通路としてだけでなく、
お部屋を開放的に見せるためのゆとりを生み出す役割もあります。
狭くても生活動線がしっかりと確保できている空間での暮らしは、
自然と圧迫感を感じにくく、
過ごしやすさを感じることが出来るでしょう。
・家具は壁沿いに配置
大きな家具を壁沿いに配置すると、
お部屋の中央にスペースが出来ます。
空間があることでお部屋を開放的に見せることが出来ます。
ソファやテレビボードは一般的に対面に置くケースが多いです。
狭いお部屋では、
動線やお部屋を広く見せることを優先させるのが重要です。
・シンプルな動線をつくる
写真のお部屋では、奥に向かって家具を一直線に配置しています。
窓まで目線が抜けることで空間を広く感じることができ、
見た目にもスッキリとした印象を与えます。
生活動線もシンプルな直線のため、
快適さも得ることができるレイアウトになります。
・間仕切りを利用する
1人暮らしの賃貸ワンルームはどうしても、
生活スペースと就寝スペースが混同します。
ソファやベッドなど大型家具が一緒に並べられている姿は、
多少なりとも圧迫感があり、狭いと感じてしまいます。
そこで間仕切りに棚を配置することで、
生活スペースを区切ることが出来て、
空間にメリハリがついて、スッキリと見せる事が出来ます。
■コンパクトでも使いやすい家具を置く
狭い賃貸住宅では、お部屋のサイズに合う
コンパクトな家具を選ぶ必要があります。
しかし、単に小さい家具にすれば良いという訳ではありません。
コンパクトな家具を配置してお部屋を広く見せても、
家具自体の使い勝手が悪ければ意味がないのです。
機能性があって使い勝手が良いところもポイントにして、
家具選びをする事が理想的です。
・多様に使える家具
ソファに座って食事ができるソファダイニングは、
食卓とリビングの2つ用途がまとまったスタイル。
賃貸マンションやアパートを中心に人気が高まっています。
ソファダイニングの場合、
ソファは肘掛が無いものを選ぶと、
出入りがし易いメリットがあります。
・収納性に優れた家具
賃貸住宅でなくとも寝室は大きさが限られている場合が多いです。
そのため一番場所をとるベッドは、
脚の長い収納スペースがあるものを選ぶと良いでしょう。
スペースに合うようにベッド下に引き出を設置すれば、
スペースを有効に活用が出来てとても便利です。
■ロースタイルで開放感を演出する
高さのある家具を置くと、
自然と目線に入ってきてしまったり、壁を覆ってしまうので、
お部屋が狭く見える原因になります。
そのため広さに限りがあるお部屋では、
高さを抑えた「ロースタイル」の家具を取り入れると良いです。
・リビング・ダイニングでのロースタイル
ロースタイルのインテリアを組むと、
リビングダイニングはあまり大きくなくても、
見える壁の面積が広く、
天井部分が開けるためとても広く見えます。
人の目線の高さが開けることで、お部屋の広さに関係なく、
開放感を演出できるので是非参考にしてみて下さい。
まとめ
狭い賃貸住宅をなるべく広く見せるためには、
家具選びやレイアウトを工夫することがポイントになります。
狭いお部屋でも開放感が得られると、
心や生活スタイルにゆとりが生まれます。
このようなちょっとしたコツを押さえれば、
賃貸のお部屋でも楽しく、コーディネートを楽しめると思います。
家具のサイズに関するご要望等あればお気軽にご相談ください。
他にも、家具についてもご要望等ありましたら、心よりお待ちしております。
それでは。
■インスタ
■HP