キッチンカウンターについて

 

対面式のキッチンカウンターにはどのようなものがあるのでしょうか?

そもそも取り付けた方がいいのか?などなど、

コンソールテーブルなどをキッチンに対面で設置したいという要望などもちらほら聞きます。

このように対面式キッチンにカウンターを取り付けるべきなのか悩んでいませんか?

キッチンカウンターには、メリットとデメリットがそれぞれあります。

 

 

キッチンカウンターのメリット・デメリット

 

■メリット

・料理屋食器を運びやすい
・ワークトップが広がる
・お洒落なカフェ風キッチンになる
・収納スペースが増える

 

■デメリット

・キッチンスペースを広く取らなければならない
・物を置きやすくごちゃごちゃする事もある

 

これらのメリット・デメリットを理解して対面式キッチンカウンターをどのように使っていくべきなのか明確にする必要があります。

 

 

 

キッチンカウンターの使い方

 

これには、主に3つの使い方があります。

・カウンターをテーブルとして使う
・カウンター下を収納棚として使う
・植物や小物を置き、飾り棚として使う

 

このように様々な使い方ができる対面式キッチンカウンターですが、
何に使うのか始めに決めておかないと上手く活用できず付けない方がよかったと後悔してしまうかもしれませんね。

 

 

おすすめな人・おすすめできない人

 

 

キッチンカウンターを付けたけど結局使わなかったという人も少なくありません。

本当に対面式キッチンカウンターを活用することができるのかしっかり考えて判断しましょう。

対面式キッチンカウンターがおすすめな人とおすすめできない人をそれぞれご紹介します。

 

■おすすめな人

・対面式キッチンカウンターの用途が明確にある
・たくさんの料理を作ることが多い
・片づけが得意

 

キッチンカウンターを設置するには、キッチンカウンターの使い方が明確になっていることが大前提となります。

キッチンカウンターは料理を置くなどカウンターとして使うだけでも良いですが、カウンター下のスペースがデッドスペースになってしまいます。

そこでテーブルとして使ったり、収納棚として使うことでさらにキッチンカウンターを有効活用することができます。

使い方を考えずにとりあえず対面式のキッチンカウンターを付けておこうというような流れで付けると活用されず無駄になったと後悔することもあります。

必ずどのように使うかを考えてからキッチンカウンターを付けるようにしましょう。

また、たくさんの料理を作ることが多い人は、キッチンカウンターに料理をのせることができるのでキッチンカウンターを付けておいた方が良いです。

できた料理をそのままカウンターに出し、カウンターで食べるといったこともできるためです。

カウンターで料理を食べる人とキッチンで料理をする人とで同じ空間で楽しむことができるので、料理をしながらコミュニケーションをとりたいという人にも最適でしょう。

ただ、キッチンカウンターは適宜片付けを行わないとごちゃついてしまい見た目が悪くなってしまうため、きちんと片付けができるという人におすすめです。

 

 

■おすすめできない人

・ダイニングやリビングスペースを広く取りたい人
・片づけを後回しにしてしまう

 

対面式キッチンカウンターを設置することで、ダイニングやリビングスペースが狭くなってしまいます。

もともと間取りが広くないご家庭は、どのくらいのダイニング・リビングスペースがほしいのかを考えてからキッチンカウンターを設置するようにしましょう。

ただ、キッチンカウンターをダイニングテーブルとして使いリビングスペースを広くとるという方法もあるので、工夫次第でスペースを確保することもできます。

また、片付けを後回しにしてしまいがちな人はキッチンカウンターに物があふれ片付かないという状態に陥ってしまうこともあります。

キッチンカウンターはそれなりにスペースが必要となるので、上手く活用できる自信がない人はあまりおすすめできません

片付けが苦手な人は、腰壁を設置してキッチンを上手く隠してしまうという方法もあります。

キッチンカウンターがあった方が使いやすいのか、なくてもそこまで不便ではないのか考えてみてください。

 

 

 

使用シーンごとの適切な高さと奥行き

 

キッチンカウンターは、活用方法によってカウンターの高さや奥行を変える必要があります。

例えば、テーブルとして使うことを考えていのに、スペースがなかったので奥行きを短くしたらお皿が置けず、テーブルとして使えないということもあり得ます。

キッチンカウンターを設置する際には、活用方法を明確にしそれに合わせて適切な高さや奥行きを設けるようにしましょう。

ここでは、活用方法別の適切なキッチンカウンターの高さと奥行を解説していきます。

キッチンカウンターを設置する場合には参考にしてください。

■テーブルとして使うケース

キッチンカウンターで食事をとる場合には、一汁三菜が並んだとして奥行きは40~45㎝ほどあると安心です。

さらに勉強やパソコン作業をしたいという場合は、奥行50cmほどあれば十分です

高さは対面式キッチンの高さと同じ高さにすると、ダイニングテーブル用の椅子よりも高めの椅子にしなければなりません。

一般的にキッチンは立って作業するので、ダイニングテーブルよりもやや高めに設定されているものが多いです。

キッチンと同じ高さでカウンターをつける場合には、椅子を高くすることになります。

小さな子供がいて高い椅子に座るのは難しいというご家庭は、カウンターの高さを低めにすると良いです。

このようにテーブルとして使う場合は、誰が使うのか、どのように使うのかを考えて高さと奥行きを設定しましょう。

 

 

■収納棚として使うケース

収納棚として使う場合は、カウンターの高さに特に決まりはありません。

大きければ大きいほど収納量が増えるので無駄なくカウンター下を使うためには、キッチンと同じ高さか少し高めに設定すると良いです。

そして、収納棚として使う場合には奥行きの長さが重要です。

いくら棚数が多くても奥行きが短いと、お皿が収納できなかったりホットプレートなどの家電が収納できなかったりと収納したい物が収納できなくなってしまいます。

何を収納するかによってキッチンカウンターの奥行きの長さを考える必要があります。

収納棚の内寸は、収納する物+5mmほどの余裕があれば十分です。

例えば、30cmのお皿を収納したいという人は、カウンターの収納棚の内寸は、だいたい35〜40cmほどあれば良いです。

カップだけの収納であれば、20cmほどで大丈夫でしょう。

キッチンカウンターのデメリットでもお話しましたが、

キッチンカウンターを設けると、ダイニングやリビングスペースが少なくなってしまうため、使わない収納スペースはとてももったいないです。

収納する物を決めてから奥行きを決めれば、無駄なスペースも生まれずキッチンカウンター下を有効活用できます

 

 

まとめ

 

長々と書きましたが、向いているのか、向いていないのかが重要かと思います。

その後に収納のための棚として使う場合なのか、カウンターテーブルにするのかを考えて高さや奥行きを決めていば失敗はないかと思います。

備え付けのキッチンカウンターではなく、後付けでお洒落な物が欲しいという方は、
是非ご相談をお待ちしております。

他にも家具についてのご要望等、心よりお待ちしております。それでは。

 

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