家具業界の課題について

 

 

仮想空間が商業化へ進みつつある昨今ですが、現実に生きる私達にとって、

今後家具業界が抱えている課題や問題点についてお話します。

今後の家具業界に大きな影響を与える課題や問題点について見ていきたいと思います。

 

 

家具業界の課題と問題点

 

■「少子高齢化」に伴う家具市場の縮小

家具業界の1つ目の課題が、「少子高齢化」に伴うインテリア市場の縮小だと思います

国内では少子高齢化の進行により、人口が減少しています。

人口減少下では家具や生活雑貨など販売数は必然的に減少するため、家具業界にとって少子高齢化は大きな課題です。

一方、2020年に入り新型コロナウイルスによる巣ごもり需要で、インテリア市場は好調。

外出自粛の影響で在宅時間が増えたため、テレワークやキッチン用品、部屋の模様替えや大掃除に必要な机や椅子、生活雑貨などの需要が旺盛でした。

確かに「おうち時間」というキーワードが出現してきて家での時間にかけるお金はそれなりに消費する方は多いのではないでしょうか?

ただ、このような需要は一時的ではないかという懸念もあるようです。

国内の生産年齢人口はすでに減少に転じており、

2025年以降はさらに加速するため、将来的にインテリア市場の縮小が懸念されています。

こうした状況は避けられないとして、家具業界では国内の人口減少に対応した新しいビジネスモデルの構築や、新たな販路の拡大が求められています。

 

 

■「新設住宅着工件数」減少で大型家具需要減

課題の2つ目が、「新設住宅着工件数」の減少による大型家具の需要減少です

大型家具の需要は「新設住宅着工件数」に連動しています。

引越しや住宅のリフォームを行った際に、タンスやベッド、食器棚などの大型の家具のまとめ買いをするためです。

「新設住宅着工件数」は2012年頃まで落込んでいましたが、その後、再び増加に転じています。

大型家具需要もこの動きに連動して伸びてきました。

その一方で、1990年代と比較すると「新設住宅着工件数」の規模は減少しています。

以前のブログ「家具・照明・インテリアについて家を建てる前に知っておくべきこととは?」でも触れましたが、

最近の住宅には収納について様々な工夫がされており、家そのものに収納スペースが充実している家が多い事も助長しているかもしれません。

そのため、大型家具においては売上規模がさらに縮小しており、需要の伸びが鈍いことが指摘されています。

このような市況から、ニトリやイケアなどの大手では法人事業の強化に動きだしているようです。

住宅の建設数も人口減少の影響で、近年は減少し始めています。そのため、家具業界では今後も大型家具の需要をどう伸ばせるかが課題ではないでしょうか?

 

 

■人件費やEC配送費の高騰でコスト増

課題の3つ目が、人件費やEC配送費の高騰によるコストの増加です

コストの増加は多くの業界が問題として取り上げていますが、家具業界も同様にコストの増加が課題となっています。

家具業界では、人手やドライバー不足に伴う人件費、梱包材や物流、賃料、原料価格などが高騰しています。

さらに、新型コロナの巣ごもり需要によってEC利用者が増え、発送配達費が増加しています

今まで大型の家具の購入は店頭で確認後に決めることが多く、家具業界のECの利用率は高くありませんでした。

近年は雑貨や家電の取り扱いを充実させているため、通販の利用率が高まっています。

大手各社は梱包材や素材の見直し、物流経費の削減などコストの見直しを進めているようです。

一方、増税や新型コロナの影響で消費者の節約志向は強まっており、値段にシビアになっています。

今後、さらにコストが高騰した場合、買い控えが懸念されるため、値上がしにくい状況となっています。

 

 

 

まとめ

 

このように課題はありますが、

大手企業では賄えないコアな需要を追求した、個人に特化したサービスを考えていければと個人的には思います。

注文住宅があるように自由度の高い物を求める方も少なくない気がします。

家電の話ですが、冷凍食品を一発で温められるレンジは中々見つからないけど、

余計な機能よりも元々の食品を温めるという機能をもっと考えた商品があればと思ってしまいます。

話はそれましたが、家具についてのご要望等、心よりお待ちしております。

それでは。

 

 

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