一枚板テーブルの脚の注意点

 

一枚板のテーブルは高級感があり、高いお店のような雰囲気が出るので、
購入を考えている方も多いのではないでしょうか?

一枚板用のテーブル脚選びは、デザイン・耐久性・安全性・利便性など、
様々な角度において重要となるパーツです。

テーブル脚に置くだけの物も多いので、一枚板用のテーブル脚に関する、
不安や悩み・疑問にお答え致します。

 

 

一枚板テーブルの脚は固定をするべきか

 

必ず固定することをお勧め致します。

様々な角度から見て、一枚板とテーブル脚は固定をするべきであると言えます。

大きく3つのポイントでテーブル脚を固定するべき理由を分かりやすく解説致します。

 

■耐久面(安全性)

まずは、耐久面においてです。

一枚板とテーブル脚は、固定することで耐久性が格段にアップします。

固定をせず様々な場面で危険な経験をされた方も多いかと思います。

これから一枚板テーブル購入される方は、ぜひ参考にご覧下さい。

手をついてもたれかかると、天板が傾いて机のものが落ちたり、

脚の位置がずれており、天板にひじをつくと天板が落ちてきた。

子供がテーブルの下で遊び、天板がずれ動いていたり、

地震が起きた際に一枚板天板が落ちてきた。

などなど、

こういった事を想像すると固定する方が安心できますね。

 

 

■利便性 (移動のしやすさ)

一枚板テーブルを固定した際の利便性についても、解説致します。

こちらは、掃除のしやすさ・移動のしやすさについてです。

テーブル周辺を掃除する際やお部屋のレイアウトを変更する際など、テーブルを動かしたいシチュエーションは多くあります。

移動をする際の人手や、利便性をご説明致します。

 

・固定されている場合

通常、両サイドにそれぞれ1人ずつ、2人で一枚板テーブルを移動することができます。

掃除のためなど小さな移動であれば、テーブルを片側ずつずらし、1人でも移動することが可能です。

※床が傷つかないよう、あらかじめテーブル脚の裏に傷つき防止対策が施されているか確認をしておくとより使い勝手の良いテーブルとなります。

 

 

・固定されていない場合

通常、移動に3人が必要となります。天板を2人で持ち上げ、
1人がテーブル脚を移動する必要がある為です。

また、一枚板テーブルの移動後も、天板とテーブル脚がずれていないか、
天板と脚の配置を確認する必要があります。

移動の快適さ・必要な人手・利便性を考慮しても、
一枚板にはテーブル脚を固定することをお勧めします。

 

 

■一枚板を良い状態で保つために 

一枚板は呼吸をする天然の素材です。

湿気を吸ったり吐いたりすることで伸縮を行います。

ご家庭へ届いた後も呼吸をし続け、家族と共に生き続ける素材です。

そんな一枚板をより良い状態で保つためにテーブル脚を固定するべきかどうか解説致します。

一枚板は天然の素材であるため、一枚板に含まれる水分の状態(含水率)によって、反りやヒビ割れのリスクを持ちます。

日本は高湿度な夏・乾燥する冬という特殊な気候を持つ為、
この一枚板のリスクを考慮した上で、テーブル脚を選ぶことが重要となります。

高周波プレスといった加工・完璧な乾燥を行っても、日本の変動する気候があるため、リスクを完全になくすことはできません。

この一枚板をより良い状態で保つためには、
反りや動きを予防するために矯正すること・固定することが重要となります。

一枚板を乗せるだけの場合、お届け直後は一枚板が良い状態であっても、
1年・2年と時間が経ち夏の湿度・冬の乾燥で状態が悪化するリスクが高まります。

一枚板は加工中・保管中においても、このリスクを軽減させる為、注意を払う必要があります。

一枚板にとっても固定を行うことは、真っすぐ良質な状態を保つために重要なことです。

長く使う家具・一生ものの家具だからこそ、固定をしてご使用することをお勧めします。

 

 

2階やマンションへの設置は大丈夫か

 

一般のご家庭で使用されることの多いサイズの一枚板は、
2階・マンションで使用しても問題ございません。

ただ、あらかじめ一枚板を運ぶルートを確認する必要があります。

 

■一枚板の重さと支える点

一般のご家庭で使用されることの多いサイズは、1500mm~2000mmの一枚板です。

この一枚板の重さを理解し、実際に設置する脚と床との接点を考えることで、2階やマンションへの設置も問題ないことがわかります。

これらのサイズの一枚板は、通常30kgから重たいもので80㎏程度のものがほとんどです。

そして一枚板を支えるテーブル脚は、少なくとも4本の脚を持ちます。

これらを計算すると1本の脚にかかる重みは、重たい100㎏の一枚板でも25kgであることがわかります。

成人の男性(70kg)が2本脚で立った場合、片足に35kgの重みとなり、一枚板を支える場合の方が、負荷が少ないことが分かります。

これを理解することで、マンションや2階以上の場所でも一枚板を設置することは、ほとんどの場合において問題ないと言え、安心してご利用頂くことができます。

 

 

まとめ

 

ここまで一枚板を買う際の注意点をご紹介しました。

天板と脚をちゃんと固定することで様々なメリットがありましたね。

分厚く重さもしっかりとある物ですので、安全面においても不安を抱えている方も多いかと思いますが、

今回のまとめで少しでも解消していただければ嬉しいです。

一枚板のテーブルをお考えの方はお気軽にご相談ください。

他にも家具についてのご要望等、心よりお待ちしております。それでは。

 

 

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