利用シーンで選ぶパーテーション

 

 

近頃の世相を反映して、オフィスや店舗では飛沫対策に、自宅ではテレワークのワークスペース確保に、「パーテーション」のニーズが高まっていますね。

その一方で、今まで馴染みが薄かったものに、どんな商品を選べば良いかわからないという声も耳にします。

また個人的には、オフィスなどでは少し不恰好なパーテーションが目立つのが気になります。

今回はパーテーションの解説と、どんな場所にどんな商品を選べば良いか、失敗しないパーテーション選びのコツを紹介いたします。

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

パーテーションとは?

 

「パーテーション」とは、部屋や空間の間仕切りのことを言います。

しかし、「パーテーション」と呼ぶ人もいれば、「パーティション」と呼ぶ人もいます。

正直、どちらでも良い気がしますが、「日本産業規格(JIS)」では「パーティション」との記述があり、

「日本パーティション工業会」という業界団体も存在することから、正式名称は「パーティション」と思われます。

「日本パーティション工業会」のHPでは、パーティションとは、「部屋の仕切、衝立、間仕切。あるいは仕切られた空間の事。」と定義しています。

一般的にパーテーションはパネル型で、天井や床に固定して壁のように使用するもの、

開閉ができる可動型のものや持ち運びが可能な簡易式間仕切りなど、様々なタイプのものがあります。

 

 

パーテーションの種類

 

パネル型のものを主に、普段目にするパーテーションについて紹介します。

 

ローパーテーション

ローパーテーションとは、天井より低い高さのパーテーションで、オフィスの間仕切りとして良く見かけるタイプです。

軽量なアルミ素材などでできているので持ち運びが可能で、フレキシブルに配置を変えることできます。

コンパクトに折りたたむことができる商品もあり、個人宅でも活躍します。一方、形状的に遮音や保温・断熱の機能はありません。

 

 

ハイパーテーション

ハイパーテーションとは、天井から床までを区切ることができるパーテーションで遮音性、遮熱性の高さが特徴です。

施工段階から準備が必要なタイプ。

事務所で会議室を増設する時などに使用されます。

天井や床にしっかり固定するので壁のように使用できます。

しかし、設計施工に時間と費用がかかり、固定する天井や床の強度など、設置場所にも条件があります。

都会のお洒落なオフィスはこれが多いイメージです。

 

 

アコーディオンカーテン、アコーディオンドア

アコーディオンカーテンとは、折り畳むことでカーテンやドアのように開閉できるじゃばら状のパーテーションで、ハンガーレールに吊り下げて設置します。

防汚や消臭機能付きの商品もあり、色柄も豊富なので、襖をアコーディオンカーテンに買い替える個人宅も多くいらっしゃいます。

昔はよくみましたが、最近あまり見なくなりましたね。

また、設置にはレールが必要なので、使用する場所が限られます。

 

 

パネルドア

パネルドアとは、アコーディオンカーテンと同様にレールを使い、パネルがドアのように開閉するパーテーションです。

リビングの間仕切りや、クローゼットのドアとして使われます。

折り畳みが可能な上に、遮音、遮熱効果も期待できます。

アコーディオンカーテン、アコーディオンドアと同様にレールが無いと設置できません。

 

 

 

後悔しない、パーテーション選びの注意点

 

パーテーションは大きな買い物ですが、設置してはじめて「失敗した」とわかることもあります。

失敗しないため、予め注意しておきたい点について解説します。

 

パーテーションのサイズ、数量

パーテーションは定形サイズの商品がほとんどです。

事前に区切る場所を採寸して、購入するサイズと数量で十分区切ることができるか確認してください。

出入り口が必要な場合は、その寸法を考慮した上でパーテーションのサイズなどを決めてください。

また、購入するサイズ、数量で期待する効果が得られるかも重要です。

目隠しや飛沫対策のためであれば、パーテーションを使用する状態で人の顔が完全に隠れるサイズかをお確かめください。

それを踏まえてオーダーでサイズを決めて作成するというのも一つの手段かと思います。

 

 

収納方法と収納場所

世の中の変化や部屋のレイアウト変更でパーテーションが不要になることも考えられます。

不要になった時、どこにどのように保管・収納するかも考えて、商品を選ぶことをおすすめします。

 

 

機能重視かデザイン重視か

様々な機能を持ったパーテーションですが、パーテーションもインテリアの一つです。

機能重視で買った商品でも、その場所や雰囲気に合っていなければ、満足はできないと思います。

もしお気に入りのデザインの商品があれば、その商品に必要な機能が付いているか、同様のデザインで必要な機能が付いた商品が無いか探してみましょう。

機能とデザインの両方のバランスが大事かと思います。

 

 

まとめ

 

目まぐるしく変わる社会状況の中で、オフィスや店舗だけでなく自宅にも、パーテーションの活躍の場が広がりました。

空間を物理的に遮断するパーテーションは感染症対策として、とても効果的と言えます。

また、テレワークでの仕事も集中しやすい様に目隠しとしても使えます。

ローパーテーションは、現在のレイアウトを変えることなく間仕切りすることができ、

空気の入れ替えの妨げにもならないので、多くのシーンで活躍することでしょう。

より安全で快適な仕事環境づくりのために、パーテーションを有効に活用しましょう。

こんなパーテーションが欲しいなど要望もお気軽にご相談ください。

他にも家具についてのご要望等、心よりお待ちしております。それでは。

 

 

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