古い賃貸を活かしたインテリア術

 

都会での一人暮らしは家賃を少しでも抑えて、
少しでも広い部屋で暮らしたいという方は、
少なくないのではないでしょうか?

築年数の古い団地やアパートは、メリットがたくさん。

家賃を抑えて希望のエリアに住めたり、
面積の大きい物件では大きめ家具を置くこともできます。

ただ、建具や水回りが古さを感じるものだったり、
必ずと言っていいほど和室があったり、
インテリアの難易度が高めなのも事実です。

今回は、古い団地やアパートでもインテリアを楽しめるコツを、
まとめていければと思います。

 

 

3つのポイント

 

襖や引き戸を外す

床や壁はごまかせても、建具はごまかすのが難しいものです。

古いだけで見た目がいまいちな襖や引き戸は、
外して使うのがおすすめです。

すっきりして空間が広く感じられ、
家具が置きやすくなる効果もあります。

外した戸は押入れや天袋に収納したり、
壁に立て掛けて布で覆ったり、
見えないように隠しましょう。

 

洋風なものをプラス

キャビネットやダイニングセット、
ガラス製の照明など、意識して洋風のものを組み合わせてみましょう。

生活感とおしゃれさのバランスがうまく取れて、
洗練されているけど頑張りすぎていない、
適度に力の抜けた雰囲気になりこなれた感じが演出できます。

 

古道具やアンティークをちょこっと

団地やアパートならではの味わいを活かすためには、
古道具やアンティークを取り入れてみましょう。

インテリアを全部古道具で統一したり、
無理にアンティーク風や和風のインテリアに寄せなくても大丈夫です。

家具一つ、あるいはディスプレイ用の小物をいくつか飾るぐらいでも、
全体のバランスが取れるようになります。

 

 

古さを楽しむインテリアのつくりかた

 

戸を外して、開放的なLDKをつくる

古い物件や団地などは、細かく部屋が分けられていることが多いですよね。

前述した通り、仕切りに使われている引き戸や襖は外してしまいましょう。

LDKや寝室など、戸がなくなるだけで開放的な空間が生まれ、
お部屋の雰囲気も一変します。

 

 

寝室や和室は布で仕切るのもおすすめ

目線が気になる場合は、
リネンやボイル素材など薄手のカーテンで遮るのもおすすめ。

光や風を通す素材なら、圧迫感なくお部屋の広がり感を保てます。

間仕切りとしても優秀です。

 

 

上手な「床」の使い方

 

和室ある場合の畳は、いかにも「昔」な雰囲気。

ビニール床なども団地ならではの雰囲気ですね。

こういった場合の対策はどうすれば良いのでしょうか?

 

■レトロなビニール床を、あえてそのまま見せる

全体的に「和」「レトロ」な雰囲気でまとめることで、
レトロな雰囲気ですが、ごちゃっとしているわけではなく、
すっきりとまとめるのが重要です。

合わせる家具にはきをつけましょう。

和室の畳+こたつの組み合わせも素敵。

最近のモダンなデザインのコタツを選びましょう。

ダイニングはビニール床になっている場合が多いです。

こういった場合、北欧風のナチュラルな
ダイニングテーブルなどを合わせても意外と似合います。

 

■カーペット敷きのお部屋はモダンに仕上げて

じゅうたん敷きのお部屋には、
古道具やアンティークがよく合います。

黒やステンレスなどの素材をミックスすれば、モダンな雰囲気に。

 

■大判ラグで全体的に覆う

昭和モダンでスタイリッシュなお部屋を引き立てているのが、
単色の大判ラグマット。

大きめサイズを選んで床の大半を覆ってしまえば、
畳の印象もかなり薄れます。

木の柱と壁の組み合わせなど、
絶妙な「どこか懐かしい空気」がインテリアの魅力になります。

 

 

和室を使いこなそう

 

和室をリビングにするなら、ソファは置けない。

寝室にするならベッドは置けない。

そんな固定概念を捨ててしまえば、
「なんとなく使い勝手がいまいち」と思っていたお部屋に、
思いもよらない可能性が見えてきます。

畳の部屋にも洋風のナチュラルな木製の家具はマッチします。

和室の良さは活かしつつ、
あなたらしくくつろげるお部屋を作りましょう。

ローテーブルにソファと座椅子を組み合わせれば、
気分に合わせて好きなところに座れます。

この使い勝手の自由さは、和室ならではの魅力です。

友達をたくさん呼んでも、みんなでテーブルを囲めます。

 

押し入れを収納&デスクスペースに

奥行のある押し入れは、
収納だけに使おうと思うとスペースが余りがちです。

逆に、ちょっとだけ欲しくても、
結構スペースをとりがちなデスクスペースを組み合わせてみてはいかがでしょう。

オープンにして雑貨を飾れば、
おしゃれなインテリアの一部になります。

メイクスペースやPCデスクなど、
多目的に使うのも良いです。

上下に分かれているタイプなら、
天板も必要ありません。

あえて余白を残してポストカードや、
ポスターお気に入りの写真などを飾ると、
よりお気に入りの空間になります。

 

■キッチン、ユニットバス…水回りもおしゃれに見せる

調理器具はなるべくシンプルなデザインのものを選び、
吊るして収納すると使い勝手もよく、見た目にもごちゃごちゃしません。

レトロなキッチンだからこそ、味わいとして感じられるのかもしれません。

調味料類はひと手間ですが、ガラス瓶に詰め替えたり、
カラフルなパッケージを剥がしてみましょう。

色数を抑えることで、
沢山の物が並んでいても散らかった印象にはなりません。

 

■トイレ・お風呂は、生活感を消す工夫が大事

トイレタンクの上にかごを置いて収納スペースに。

また、洗面周りのアイテムは、
茶色と白でまとめることですっきり見えます。

洗剤等を洗面ボウルに直接置くのではなく、
木の板などを置いてスペースを確保しつつ、
おしゃれに見せる事も可能です。

 

 

まとめ

 

昔ながらの団地やアパートのレトロな魅力を生かしたインテリア術、
いかがだったでしょうか?

ちょっとしたコツをご紹介させていただきましたが、

生活感や部屋の使い方など、固定概念に縛られず、
お部屋に合う素敵なアイテムを探して、
自分らしくアレンジし、古さのある暮らしを楽しみましょう。

そんな時にこんな家具があったらなど、
お気軽にご相談ください。

それでは。

 

 

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