遠方に進学する学生の方や、新社会人になる方は卒業式も終わり、
春からの新生活の準備が進んでいるころではないでしょうか?
高温多湿で地震の多い日本では、
家具は壊れたら使い捨て、いずれゴミになるものという考え方があるかもしれません。
でもサステナブルが注目されている現在、
家具を大切に長く使おうという考え方も定着しつつあります。
長く使える家具を選ぶにはどうしたら良いのでしょう?
今回は長く使える家具についてまとめていきたいと思います。
家具の買い替えが生じるケース
家具の購入時に買い替えの想定しておくなら、
家具を長く使う家具選びのヒントになります。
■買い替える予定で購入していた
いずれは良いものを購入したい。
そういった気持ちを抱きつつ、
それまでは気軽に買える家具を使おうと手に入れた家具はあるのではないでしょうか?
学生の方に多いかもしれません。
あるいは、その時の気分で流行りのファスト家具を短いサイクルで買い替えて、
どんどんインテリアを新しくしていくという考え方です。
このような購入の仕方もあります。
■引っ越し
引っ越し先のお部屋のサイズによっては、
これまでの家具を設置することが難しく、
買い替えなければならない場合もあります。
大きな家具だとエレベーターや階段などの構造によっては、
搬入することさえ難しいケースもあります。
また、仕事の都合上引越しが多い方などは、
ミニマムに過ごすという方もいるかもしれません。
■ライフスタイルの変化
一人暮らしだったけど結婚した、家族が増えたなど、
ライフスタイルの変化で家具の買い替えが必要になるケースも多くみられます。
このような変化を想定しておくことも、
長く使える家具の選び方のヒントになります。
■家具の劣化
ソファの場合、レザーやファブリックが劣化したり、
クッションがへたるなど、年月とともに消耗してきます。
テーブルがガタついたり、チェアの脚が折れるなど、危険な場合もあります。
子供がガラス扉が割ってしまったり、不意に起きてしまう故障もあります。
プラスできる家具を選ぶ
ここまでは買い替えが生じるケースについてまとめましたが、
ここからはシリーズで足して購入できる家具や、
面積を広げられる家具などを、
シーンやニーズに応じてプラスしていける家具を選ぶコツについてまとめます。
■テーブルの場合
伸縮式のテーブルなら、スペースを有効に利用しつつ、
人数の変化にも対応できます。
結婚して家族が増える、子供が独り立ちして夫婦だけになる。
このように長期のライフステージスケジュールにも寄り添って活躍してくれます。
ダイニングテーブルなどは古くからこのような物があります。
表情豊かな天然木の物を選べば、経年の変化を楽しむ事ができて愛着もわくはずです。
■収納家具の場合
収納スペースが足りなくなり、買い換えを検討せざるえないというケースもあります。
同じようなデザインがある収納を選んでおくなら、
収納力を増やしたい時や、模様替えしたい時に役立ちます。
デザインに統一感があればインテリアの雰囲気も保ちつつ、
収納スペースを増やすことができます。
こいった場合に造作家具は、
元々ある家具の雰囲気で作成することができるので便利です。
■ベッドの場合
シングル、セミダブル、ダブルサイズに加えて、
組み合わせでサイズを変えられる連結タイプのベッドを選ぶなら、
ライフスタイルの変化にも順応できて長く使えます。
造作の家具なら、既存のサイズ以外のフレームを組み合わせることも可能です。
サイズの融通が効き、自由度も高いので、
家族の人数に合わせて臨機応変に組み合わせを考えられます。
ホテル風のモダンなベッドセットを作成する事も可能です。
メンテナンスできる家具を選ぶ
毎日使う家具ほど劣化も早くなります。
そのような時に、メンテナンスが可能な家具を選んでおくと、
買い替えずに済みます。
自分で修理やリフォームが可能な家具を選ぶことも長く家具を使うためには必要です。
テーブルに傷やシミがついた時は、キレイに取り除き、
クリームやオイルでメンテナンス。
多少のぐらつき、天板の割れはDIYで修理できる場合があります。
こうやって手をかけた家具は、ますます愛着がわいて長く使いたいと思うようになります。
無垢材の家具は比較的メンテナンスがしやすいので長く使う家具としておすすめです。
まとめ
長く使える家具を選び、人生をともに過ごし、次の世代へつなげる。
「物」の本来あるべき姿かもしれません。
愛着をもって使えるお気に入りの家具を見つけて、豊かな暮らしをお楽しみください。
そんな時にこんな家具が欲しいなどありましたら、
お気軽にご相談ください。
それでは。
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