都会での一人暮らしといえば6畳ワンルームという方も多いはず。

でも実際に住んでみると実家の部屋よりも狭かった、
好きな家具が置けないなどなど。

限られたスペースの中では好みのインテリアにするのは、
難しいとあきらめがちですよね。

でも、6畳だろうがアイデア次第で、
お気に入りの部屋に生まれ変わることができるかもしれません。

今回はスペースを有効に使い、おしゃれに暮らす豆知識をご紹介します。

 

 

6畳ワンルームのレイアウト

 

6畳ワンルームに住んでいる方は、
どんなレイアウトが部屋を広く見えるか考えた事がありますか？

6畳ワンルームと言っても、それぞれの部屋のサイズ、
窓やドアの位置や大きさ、キッチンやなどによって、
過ごしやすいレイアウトは異なります。

ですが、今のレイアウトに納得がいかない方は、
自分の好きに模様替えが出来るので、再配置をしてみてはいかがでしょう。

 

 

部屋のサイズをきちんと知る

 

お部屋のレイアウトやインテリアを考える前に、
部屋のサイズを分かっておく事は大切です。

では、6畳とはいったいどれぐらいの大きさなのでしょう？

タタミ1畳の大きさは1.62㎡なので、計算すると6畳分で9.72㎡。

平均の6畳ワンルームのサイズは270cm X 360cmと言われています。

地域により誤差もありますので、
家具を選ぶ前には必ず実際のお部屋のチェックが必要です。

 

 

ベッドの置き場所を考えよう

 

なくてはならない最重要な家具とも言えるのが、
ベッドになります。

6畳ワンルームのレイアウトの中で、
ベッドをどこに置くかはとても大切です。

広くて寝心地のいいセミダブルベッドが欲しい方もいるかと思います。

セミダブルの基本的な大きさは1220mm X 1950mm。

6畳ワンルームだとかなり狭い印象になります。

部屋を少しでも広く使うためにも、
シングルベッドが一番ベストだと思います。

大きさは970mm X 1950mmが平均サイズになります。

シングルベッドは平均サイズの6畳ワンルームであれば、
窓側にも壁側にもベッドを置くことができます。

窓側に置くと手前のスペースを広く有効に使え、
壁際にベッドを置いた場合は中央の縦のスペースが空きます。

他の家具との兼ね合いやドアや、
作り付けクローゼットの位置を確認しましょう。

また、窓の大きさや日差しの入り方、
周囲の環境などを充分に考慮してベッドの置き場所を決めましょう。

 

 

ベッドを窓側に置いたレイアウト

 

平均サイズの6畳ワンルームの場合でベッドを窓側に置くと、
部屋全体からベッドの横幅を引いた、正方形に近い空間ができあがります。

ベッド手前のスペースを端から端まで使えることになるので、
両側の壁を有効に使え、収納家具を片側に置くことも出来ます。

コンパクトなサイズのソファ、センターテーブルも置けます。

床に座ってゆっくりくつろぎたい方におすすめです。

ただ、クローゼットが作り付けで部屋にあることが前提になります。

ロータイプの家具がメインの場合、
背の高いクローゼットを新たに置くと、家具に高低差が出てしまいます。

これだと違和感のあるコーディネートになってしまいます。

新たにクローゼットを置く場合、このレイアウトにするとすれば、
クローゼットを出来るだけ座る場所から遠い場所に置きましょう。

 

 

白を基調にしたコーディネート

 

ベッドを窓側に置くことで、
部屋に入った第一印象は手前が広く感じられるコーディネート。

窓から入る日差しを浴びて、部屋が明るく見えるます。

窓から入る自然光を柔らかく反射し、
清潔感あふれるホワイトをメインカラーにすれば、
6畳ワンルームというサイズでも部屋が広く感じられます。

ベッド以外には小さ目のコンパクトな家具を使うのがポイント。

外に出ているものが少ない事でスッキリとして見えます。

また白の家具はナチュラルな木目の家具とも相性がよく、
ミックスさせればよりお洒落に見えます。

 

 

ベッドを壁際に置いたレイアウト

 

ベッドを壁際に置いたレイアウトは、
縦の導線を生かしたものになります。

部屋を長く、奥行きを感じさせる効果があります。

ベッドの反対側の壁が丸々使えるので、
より多くの家具を置くことができます。

こちらは床に座る生活より、
デスクを用いて椅子に座る生活を好む方むけなレイアウトでしょうか。

家の中でのデスクワークが長い方や、
趣味などで机に向かう暮らしをしている方におすすめ。

 

 

ベッドを手前に置くレイアウト

 

太陽の日差しが差す部屋は明るくて気持ちがいい。

ただ、朝はまぶしくて寝ていられないこともあります。

あるいは1階に住んでいる方や隣の住居がすぐ傍にある場合、
窓側にベッドを置くのは怖いと感じる方もいるでしょう。

そんな時はベッドを窓から離したレイアウトがおすすめです。

ベッドの近くに窓がないと不自然に感じるかもしれませんが、
ホテルの部屋を思い浮かべると、そういった部屋は結構あります。

室内で落ち着いて過ごせるレイアウトなので窓際にはデスクを置いたりして、
日中の作業が捗りそう。

ベッドを窓から離すと暗いと感じる方は、
間接照明を上手く取り入れましょう。

 

 

6畳ワンルームは収納が命

 

ベッド下の収納だって、見せるテクニックを存分に発揮できる場所。

ベッド下の収納スペースは、ワイヤーのかごを用いたりして、
見せる収納を使ったコーディネートなどはお洒落です。

ベッド下の収納は、見せたくないものを奥に、
手前をおしゃれにまとめるとすっきりします。

 

 

ディスプレイの極意

 

出来る限り表にものを出さない方が、狭い部屋を広く見せられます。

ただ、すべてをクローゼットに収納するわけにもいかない。。

そんな時はお気に入りの物をうまくディスプレーする事が大事です。

 

■お気に入りの雑貨を美しくディスプレイ

コツコツ集めた大切な雑貨たちは、
飾っておけば心を潤してくれるものだと思います。

デスクやテーブルの上でごちゃごちゃしがちな小物も、
よく使うものは見せる収納で、普段あまり使わないものは隠す。

そうすればメリハリが効きます。

見せる収納は収納道具も実用性だけではなく、
自分の好みのものを飾れば整理整頓も楽しくなりますよ。

 

 

まとめ

 

6畳ワンルームという大きさは、ベッドやデスク、
チェスト、クローゼットなど諸々の家具をすべて配置するのは厳しいです。

でもそこは、誰にも邪魔されない自分だけの大切な場所。

生活スタイルを考慮した上で必要な家具を揃えましょう。

そして自分らしくコーディネートして、
居心地のいい素敵な部屋作りを楽しみましょう。

こんな家具が欲しいなどありましたら、
お気軽にご相談ください。

それでは。

 

 

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