読書やパソコン作業、書き物など幅広い用途で活用できる「文机」。
狭いスペースでも手軽に自分だけの空間を作れるのが魅力です。
製品によってサイズは異なり、天然木や無垢材、
突板など素材もさまざま。
収納力に優れたモノや折りたたみ式のモノも存在します。
今回は、文机についてまとめていきたいと思います。
文机とは
そもそも文机とは書物をのせ読書する机です。
見た目は座卓タイプもデスクといった感じ。
書机などとも呼ばれ、
最近では必ずしも手紙や文書を書くものとしてだけでなく、
パソコンを置くという現代的な使われ方もしています。
時代が変われば用途も様々です。
奈良時代に筆記用の机として「経机」が作られ、
平安時代初期には読み物や書き物のための机として「文机」が登場します。
写経や公務など公の場で使用されていましたが、
後期に入ると貴族に愛用され、個人でも使われるようになりました。
文机は背が低いため圧迫感を与えにくく、
狭いスペースにも設置しやすいのが魅力です。
一人暮らしのアパートなどにもおすすめです。
文机の選び方
いくつかポイントをご紹介します。
■設置場所に合ったサイズをチェック
狭いスペースでも使いやすい文机ですが、
コンパクトなモノからワイドなモノまでサイズはさまざまです。
大きすぎるモノは場所を取り、
部屋を圧迫してしまうので、
適したサイズのモノを選ぶことが大切です。
事前に設置場所の幅や奥行きをチェックしておきましょう。
奥行45cm程度あれば、読書や書き物など軽い作業で使うなら十分です。
リビングなどで使用しても邪魔になりにくく、
スッキリと置くことが可能です。
パソコン作業で使う場合は、
パソコンよりも幅30cm、奥行20cm程度大きめの文机を選ぶと、
マウスパッドや飲み物などを置くスペースが確保できます。
ソファー前のローテーブルとして併用して使うのも良いですね。
■収納力をチェック
文机を選ぶ際は引き出しの有無や数など収納力もチェックしましょう。
収納スペースが多いと机周りがスッキリ片付くだけでなく、
筆記用具や文房具など作業に必要なアイテムを手元にまとめておけます。
作業効率もアップするので、テレワークなどの仕事も捗りそうです。
■デザインも重要
文机も家具のひとつで、
インテリアの雰囲気を左右する重要なポイント。
素材や色によって印象が変わるので、
家具を選ぶ際は全般言えることですが、とても重要です。
ナチュラルな印象の無垢材を採用した文机は万能でおすすめ。
高級感もあり、落ち着いた印象なので、
ある程度どんな空間にもマッチします。
少しモダンな印象にしたいのであれば、
鉄足の物を選んであげるといいかと思います。
和風のイメージが強い文机ですが、
最近では洋室にも合わせやすい木目調デザインの物も人気です。
シンプルなモノが多く、リビングや子供部屋など場所を選ばず使用できます。
まとめ
文机は省スペースに自分の空間が作れる便利なアイテムですが、
設置場所のサイズや用途に合わせて選ぶことが大切です。
収納力や機能によって使い勝手が異なり、
素材や色味によって印象が大きく異なります。
部屋のイメージに合ったサイズ感、
素材となると中々出回っている物で探すと大変です。
そういった際にはオーダーメイドで作戦する事も一つだと思います。
こんなのが欲しいなどありましたら、お気軽にご相談ください。
それでは。
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